このページでは、子どもが自分のことを表現する際になくてはならないもの、「おもちゃ」を紹介していきます。
どういうおもちゃが子どもにとって必要なのか、ということを紹介したり、それがどのように子どもが表現のために使うのか、
ということを少しずつ掲載していこうと思っています。



 プレイルームにあるおもちゃというのは、子どもにとっては「ことば」です。大人はカウンセリングで日本語や英語などの自分の言語をそれぞれ使いますよね。
それと同じように、子どもはおもちゃを使って自分のいろんなことを表現します。そのため、どういうおもちゃをプレイルームに置いておくかはとても大事なことです。

「おもちゃは収集するのではない、厳選するのだ」(Landreth, 2002))とは、本当にその通り!言い得て妙だと思いました。ついつい子どもが喜びそうなおもちゃがたくさんあればいいんだ、と思って、子どもが好きなキャラクターのものや、セラピスト自身が楽しいと感じるものをコレクションのように置いてしまうことってありませんか?大勢のセラピストが使うプレイルームは、それこそ、それぞれの考えや趣味のおもちゃでごちゃごちゃに・・・。

 でも、それらは本当に子どものことばとして使い勝手のいいものでしょうか?厳選されたものでしょうか?たとえば、大人の例で行くと、たくさんの言葉が用意されていたとしても、自分とは違う言語で辞書をひきひき、 あるいは言葉の意味も不明瞭なまま自分の気持ちを話さなくてはいけないとしたら・・・。話はなかなか深まらないし、欲求不満が溜まりますよね。それと全く同じことで、どういうおもちゃが子どものことばとして必要かつ最適なものかということを、プレイセラピストは知っていて、そういったおもちゃを置いておくことで、子どもが遊びを通して自分の気持ちを十分表現したり、深めたり探索したりすることをプレイセラピストは手助けしていくことが可能になるのです。

ここでは、プレイルームにあるおもちゃを紹介し、それを子どもたちがどのようなことばとして使うのかを少しずつ紐解いていき、子どもの表現の世界を皆さんと共有していきたいと思っています。


 以下の表は年齢3−10歳くらいまでの子どもを対象としたプレイセラピーを行うプレイルームに置かれている典型的なおもちゃの一例です。今後このページではここであげられている一つ一つのおもちゃをご紹介していきます。
 表の中の色が変わっているところは、説明文があるところです。文字をクリックしてください。

家族/世話する・される/愛情をかける・かけられる

恐いもの

攻撃的なもの

表現を促すもの

ごっご遊び/ファンタジーを促すもの

その他

おしゃぶり

哺乳瓶

クモ・虫

は虫類

ピストル・ダートガン

絵の具・イーゼル

マスク・帽子

楽器

お医者さんセット

鬼のお面

手錠

クレヨン・ マーカー・紙・はさみ・テープ・糊

電話・携帯

ブロック

おままごとセット食べ物・お皿・調理器具等

 

ナイフ・刀(ゴムまたはスポンジ製)

粘土

洋服・靴・かつら

ミニカー

人形の家・人形

 

パンチングバッグ

 

王様の冠・ティアラ・魔法の杖

家畜の人形

赤ちゃん人形・毛布・おしめ

 

卵のケース・ぷつぷつ紙

 

レジ・おもちゃのお金

砂箱・シャベル

 

 

獰猛な動物の人形

 

人形劇用の人形とステージ

ビーンバッグ



おもちゃの兵隊



 

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