第十二回 今回ご紹介するDVD

Landerth, G. (1997). Child-centered play therapy: Clinical Session. Denton, TX: Center for Play Therapy.


 

前回に引き続き、今回もビデオをご紹介したいと思います。

このビデオでは、ゲリーランドレス教授が実際にあ る女の子との子ども中心プレイセラーセッションを、プレイルームに入室するところからそして最後はプレイルームから退室す る所までを通して披露しています。日本ではトレーニングの目的で、セラピーセッションをビデオに撮ると言うことがあまり一般的ではな いため、実際のプレイセラピーセッションの終始を見られるビデオはとても貴重ではないかと思います。

ビデオの中では、感情の反映、内容の反映、責任を 子どもに返すスキル、制限設定といった子ども中心プレイセラピーの基本スキルがとても自然に使われています。そしてプレイセラピスト の非言語が、関係性を促進して行く上でどれだけ重要かということをランドレス教授はこのビデオの中で身を以て証明しています。

又ランドレス教授はビデオの所々で画像を一時停止し、「今 なぜそのような対応や応答をしたのか」について子ども中心プレイセラピー理論の視点から説明するナレーションをいれており、理 論と実践がいかに一体になっているかが示されています。子どもへの応答に対して、セラピストがそのような応答をする意図をしっかりと 認識していなくては治療的な関わりはできません。その為にも理論と実践の繋がりをしっかりと認識しておくことは必要不可欠 でしょう。

このビデオセッションはデモンストレーションとして行われた ものでしたが、子どもがセラピストに個人的なことを質問してくる、人形劇用のつい立てが倒れる、子どもがプレイルームから 退出したがらないなど、セラピストが良く直面する難しい状況が沢山現れます。それに対してランドレス教授が、関係性に焦点 を当てながら対応していく姿は、まさにArt of the relationshipです。

このビデオはUniversity of North Texasにある Center for Play Therapy から購入できます。

http://cpt.unt.edu/shopping/shoppingcart.aspx


(文責:ファリス小川)











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