4.プレイセラピーを紹介する海外の絵本  2009年12月26日更新


日本には、プレイセラピーを紹介する絵本がこれまでにはなく、
「はじめてのプレイルーム」が、そういった意図で書かれた最初のものとなりましたが、
アメリカやイギリスには、そのための絵本がいくつかあります。
いずれも、子どもにわかりやすくプレイセラピーのことを説明していて、保護者の方への
ページもあり、そこには、子どもに説明する際に一緒に読んであげることが推奨されています。
つまり、プレイセラピーが始まる前に、子どもの来談への準備を
保護者の方が手伝うことを促進するためのツールとして使われているようです。
今回ご紹介した本は、それぞれに絵本の対象としている年齢や、
焦点を当てているところが異なり、
また絵本ですので、絵のタッチなどによって雰囲気がずいぶんと違います。
日本でも、それぞれ、自分のスタイルにあった好みの絵本が選べるように、
いろいろな種類のものがあるといいですよね。
以下は、その文献リストです。
興味がある方は、ぜひ原著を見てみてください。


Nemiroff, M. A., Annunziata, J., & Scott, M. (1990). A Child's First Book About Play Therapy. Washington
, DC. American Psychological Association.
*4-7歳ぐらいまでの子どもを対象とした、かなり詳しい内容の絵本です。
アメリカらしく、いろいろな肌の色の子どもとセラピストが登場し、広く使うことのできるものになっています。
また、扱っているトピックも、子どもの問題の種類、守秘性、プレイセラピーとは何か、など細かく多岐にわたっています。
保護者の方への言葉も丁寧に記されており、とても行き届いた絵本です。


Putt, C. (2006). Welcome To Therapy. Bloomington, IN. AuthourHouse.
*上の絵本よりも、プレイセラピーを簡潔に説明していて、手軽な絵本です。
同様に、保護者の方への説明が行き届いています。


Rashkin, R., & Adamson, B. (2005). Feeling Better: A Kid's Book About Therapy. Washington, DC. Magination.
*主人公の子どもは12歳なので、少し高学年の子どもに向けた絵本です。
その子がセラピーに通うことになったことをつづった日記という形で、子どものセラピーの解説をしています。
子どもがセラピーの過程を通してどのようにセラピーを理解し、どのような体験をしていくか、ということが
丁寧に描かれています。保護者に読んでもらう、というよりも、子ども自身が読むことを想定していますが、
保護者の方が読んでも、とても役立つものになっていると思います。


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