東京プレイセラピーセンターのロゴができました!

 

 東京プレイセラピーセンターのロゴを作ろう!とスタッフの間で話が出たのはほぼ一年前。プレイセラピーや子どもを象徴するロゴ、私たちがセンターの活動を通して大事にしたいことを象徴するロゴを作成するために、「ああでもない」「こうでもない」「こんな感じだけど...イマイチ」などとあれこれ言いながら「コレだ!」と思えるものが出来るまでじっくりと練りに練ってきました。「はじめてのプレイルーム」で挿絵を担当してくださった寺沢さんにロゴ作成もお手伝い頂き、このたび皆さんにご紹介できる自信作ができあがりました。寺沢さんは、私たちのセンターで大事にしたい本質の話を丁寧に聞いてくれて、暖かさ、素朴さのある雰囲気のドラゴンを作ってくださいました。

 

 ロゴを見られて「なぜドラゴン??」と思われる方もいらっしゃると思います。架空そして伝説の生き物であるドラゴンは、ファンタジー/創造性の象徴です。プレイセラピーでは、子どもは「おもちゃ」という象徴的言葉を使ってあそびの中で創造的ストーリーを展開します。プレイルームに置かれているドラゴンの人形は、子ども個々人によって非常に異なった様々なことの象徴となりますドラゴンの巨大さ、力強さは、パワー、強さの象徴であったり、ドラゴンがボーと火を吐いたり、大きなしっぽや鋭い爪、牙を使って何かを破壊する姿は、怒りの象徴にもなります。また、ある時には大きな体なのに、羽を使って空を飛んだり、または他の物へと変化するといった、特別な力や潜在能力の象徴ともなります。映画「千と千尋の神隠し」に出てくる白竜は、小川を司る神であったというように、ドラゴンが自然や不死の象徴として使われることもあります。

そういったパワーや強さ、永遠性などの象徴である一方で、自分の力をコントロールできずもてあまし、社会から受け入れられない孤独で無力な存在としてのドラゴンもまた西洋の物語などで語られることが多くあります。このような逆説的な寂しさ、運命的に課せられていることへの悲しさもまた、子どもや大人が少なからず深い部分で感じていることではないかと思います。このように光と影の両方を併せ持っていることこそ、ドラゴンに私たちが感じている魅力なのかもしれません。

 きっとまだまだ語り尽くせないほど、ひとりひとりにとって、ドラゴンが表すものは、多様で自由なのだろうと思います。プレイセラピーという、さまざまな可能性と多様性を秘めているプロセスで表現される、それぞれの人の中のドラゴン。東京プレイセラピーセンターが大切にしたいのは、そういった一人ひとりの豊かさ、自由さ、そしてその表現を可能にするプレイセラピーの豊かさと自由さです。その思いを、このロゴデザインにこめてみました。

 

 今後とも東京プレイセラピーセンタードラゴンともども、よろしくお願いいたします。





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